グリセリンフリーの化粧水を探し始めると、まず困るのが「商品名にグリセリンフリーと書いていない…」なんてことではないでしょうか?
わたしも最初は、口コミで紹介されている商品を一つずつ検索し、本体や公式サイトの成分表を確認していました。
さっぱり系ならグリセリンフリーの可能性が高いかな、と思ってさっぱり系の化粧水を中心に見てみたりとか。
しかーーーし!
同じ“さっぱり系”の化粧水でも、グリセリンが入っているものと入っていないものがあります。(白目)
そこでこの記事では、グリセリンフリー化粧水を初めて選ぶ人に向けて、成分表のどこを見ればよいのか、グリセリン以外になにを確認したいのかを、わたしの経験も交えてまとめます!
グリセリンフリーの意味や、どのような人が試しているのかを先に知りたい方は、「グリセリンフリーとは?始める前に知っておきたい基礎知識」もあわせてご覧ください。
※この記事でいう「グリセリンフリー」は、全成分表示に「グリセリン」または「濃グリセリン」が見当たらないことを基準にしています。成分や肌との相性は人によって異なります。また、商品の処方は変更される場合があるため、購入時には必ず最新の表示をご確認ください。
グリセリンフリー化粧水を選ぶ前に確認したいこと
「グリセリンが入っていない」と「肌に合う」は別
グリセリンは、多くの化粧水に使われている保湿成分です。グリセリン自体が悪い成分というわけではなく、問題なく使える人もたくさんいます。
ただ、わたしの場合はグリセリンを含む化粧品を使うと、ベタつきだけでなく、かゆみや痛み、ニキビのような肌荒れにつながることがありました。そのため、グリセリンが入っていないことは、化粧水選びの大切な条件になっています。
一方で、化粧水にはグリセリン以外にもさまざまな成分が入っています。グリセリンフリーという一点だけで肌に合うとは限らないため、最初から大容量品を買わず、少量から試すのがおすすめです。
自分がどこまで避けるかを決めておく
成分表には、グリセリンのほかに「ジグリセリン」「ポリグリセリン」「○○酸グリセリル」など、似た名前の成分が出てくることがあります。
これらはグリセリンとまったく同じ成分ではありません。そのため、一般的な意味でのグリセリンフリー商品に配合されている場合もあります。
わたしは肌の反応を切り分けたかったため、グリセリンフリーを始めた頃は、似た名前の成分も含めてできるだけ避けました。最初は条件をそろえて試し、肌が落ち着いてから一つずつ許容範囲を探すほうが、なにに反応したのか分かりやすいと感じています。
成分表はここを見る|グリセリンフリー化粧水のチェック方法
まず「グリセリン」「濃グリセリン」を探す
化粧水を選ぶときは、パッケージや公式サイトの全成分表示を開き、まず次の表記がないかを確認します。
- グリセリン
- 濃グリセリン(医薬部外品で使われることがある表記)
- Glycerin/Glycerol(海外製品の表示)
商品説明に「さっぱり」「オイルフリー」「ノンコメドジェニックテスト済み」と書かれていても、グリセリンフリーとは限りません。(がーん…)
実際、以前はグリセリンフリーとして紹介されていた商品が、リニューアル後にはグリセリン配合になっている例もあったりするようです。(じぶんの使っているアイテムでは出会ったことは今のところにないですが)
わたしも口コミ記事だけを見て購入せず、最後は公式サイトか手元の商品で全成分を確認するようにしています。このひと手間が、いちばん確実です!
ここを怠って購入しても、結局使えない…となってしまうことが結構あります…
代わりに入っている保湿成分を見る
グリセリンを使わない化粧水でも、別の保湿成分によってうるおいを補うことはできます。よく見かけるのは、次のような成分です。
- BG:比較的さらっとした使用感の保湿成分
- DPG:保湿や溶剤として使われる成分
- ペンチレングリコール、ヘキサンジオール類:保湿や製品を安定させる目的で使われる成分
- ヒアルロン酸Na:水分を抱え込む保湿成分
- アミノ酸、PCA-Na:角質層のうるおいを支える成分
- ソルビトール、トレハロース:糖類の保湿成分
- セラミド類:肌のうるおいを保つ成分
わたしの場合、グリセリンでは不快感が出やすい一方、BGを使った化粧品は比較的問題なく使えています。似た役割の保湿成分でも、肌の反応は同じではありませんでした。
「グリセリンがないから保湿できない」と考えるより、なにを代わりの保湿成分として使っているのかを見ると、商品を選びやすくなります!
エタノール・香料・植物エキスも確認する
グリセリン以外で注目したいのが、エタノール、香料、植物エキスなどです。これらも一律に悪い成分ではありませんが、肌が荒れているときや、過去に刺激を感じたことがある人は確認しておきたいポイントです。
特に、グリセリンを抜くのと同時に多くの成分を変えると、何が合わなかったのか分からなくなります。わたしは、成分数が比較的少ないものから試すと、肌の変化を判断しやすいと感じました。
肌質・悩み別の選び方
ベタつきや皮脂が気になる人
水のようにさらっとした化粧水や、BG・アミノ酸・糖類などを保湿の軸にした商品から試しやすいでしょう。
わたしは「しっとり」「高保湿」という言葉だけで選ぶと、肌表面にいつまでも残るようなベタつきを感じることがありました。商品名の印象より、全成分と実際のテクスチャーを見るほうが失敗が少なくなりました。
乾燥も気になる人
グリセリンフリー化粧水のなかでも、アミノ酸、ヒアルロン酸、セラミドなど、複数の保湿成分を配合したものが候補になります。
ただし、化粧水だけで乾燥を防ごうとして何度も重ねると、かえって刺激になることもあります。化粧水の後に使う乳液やクリームまで含めた保湿については、A003「グリセリンフリーでも保湿できる?乳液・クリームの選び方」で詳しくまとめる予定です。
肌がゆらぎやすい人
まずは成分数が少ないものや、ミニサイズ・トライアルサイズがあるものを選ぶと試しやすくなります。
わたしは肌が荒れたときほど、早く立て直したくて新しいものをいくつも試したくなりました。しかし、同時に変えるほど原因が分からなくなります。新しい化粧水は一度に一つだけ、というルールにすると判断しやすくなりました。
グリセリンフリー化粧水のおすすめ3選
ここでは、2026年9月3日時点で、公式サイトの現行情報からグリセリン配合が見当たらないことを確認できた商品を紹介します。
なお、わたしがすべてを同じ期間使い比べたランキングではありません。成分構成と使い方の違いから、「どんな人が候補にしやすいか」で整理しています。
1.松山油脂 Mマークシリーズ アミノ酸浸透水
さっぱり感と保湿成分のバランスを取りたい人向け。
公式に「グリセリンフリー化粧水」と案内されている商品です。8種類のアミノ酸に加え、ソルビトールとトレハロースを配合。水のような軽い質感で、脂性肌やベタつきやすい混合肌、敏感肌までを想定しています。
グリセリンを避けながらも、温泉水だけでは保湿感が足りなさそうな人が、最初の一本として比較しやすい処方です。
- 主な保湿成分:BG、イソペンチルジオール、アミノ酸、ソルビトール、トレハロースなど
- 使用感の目安:さらっと軽め
- 向いていそうな人:ベタつきが苦手、アミノ酸系の保湿を試したい人
- 注意点:アミノ酸や糖類など成分数はあるため、心配な場合はトライアルから
わたし自身も、グリセリンを避けるなら「何も入っていないもの」だけでなく、BGやアミノ酸など、自分が使いやすい保湿成分を知ることが大切だと感じています。
2.CeraLabo セラキュア センシティブローション
グリセリンフリーでもセラミドを取り入れたい人向け。
水、BGをベースに、複数のセラミド類を配合した化粧水です。グリセリンフリーかつオイルフリーで、さっぱりした使用感と保湿の両立を考えたい人の候補になります。
わたしがグリセリンフリーを知るきっかけの一つが、かずのすけさんの発信でした。「グリセリンを抜く=保湿成分をすべて減らす」ではなく、別の成分でどう補うかを見るようになったのも、その頃からです。
- 主な保湿・エモリエント成分:BG、複数のセラミド類など
- 使用感の目安:みずみずしく、比較的さらっとしたタイプ
- 向いていそうな人:乾燥も気になる、セラミドを取り入れたい人
- 注意点:最小限の成分だけで作られた化粧水ではないため、個々の成分との相性は確認が必要
CeraLabo「セラキュア センシティブローション」公式販売ページ
3.アベンヌ ウオーター
まずはごくシンプルなものから試したい人向け。
全成分は温泉水と窒素のみ。スプレータイプで、顔だけでなく体にも使えます。グリセリンだけでなく、BGやDPG、香料なども入っていないため、配合成分をできるだけ絞って試したいときに分かりやすい商品です。
ただし、アベンヌ ウオーターは整肌を目的とした非常にシンプルな化粧水です。乾燥肌の人にとっては、これ一本で保湿を完了するには物足りない可能性があります。
- 全成分:温泉水、窒素
- 使用感の目安:非常にさっぱり
- 向いていそうな人:成分数の少なさを優先したい人、スプレータイプを使いたい人
- 注意点:保湿感が足りない場合は、肌に合う乳液やクリームとの組み合わせが必要
わたしも、肌が不安定なときは「高機能そうだから」ではなく、反応を確認しやすいシンプルさを優先することがあります。足りないものは後から一つずつ足すほうが、自分の肌には合っていました。
おすすめ3商品の選び分け
| 重視したいこと | 候補 | 選ぶ理由 |
|---|---|---|
| さっぱり感と保湿のバランス | 松山油脂 アミノ酸浸透水 | アミノ酸や糖類で保湿しながら軽い使用感を目指した処方 |
| セラミドを取り入れたい | CeraLabo セラキュア センシティブローション | グリセリン・オイルを避けながら複数のセラミド類を配合 |
| 成分数をできるだけ絞りたい | アベンヌ ウオーター | 温泉水と窒素のみのシンプルな構成 |
迷った場合は、まず「さっぱり」「高保湿」といった感覚的な言葉ではなく、何を保湿成分として使っているか、どの程度シンプルな処方を求めるかで選ぶと整理しやすくなります。
実際に使うときの注意点
一度にスキンケア全部を替えない
化粧水、乳液、クレンジング、日焼け止めを一度に替えると、肌に変化があったときに原因を特定しにくくなります。
まず化粧水だけを替え、数日から一定期間様子を見るほうが、自分に合う・合わないを判断しやすくなります。わたしも成分表を見る習慣がついてからは、「合わなかった商品名」ではなく「共通して入っていた成分」を考えられるようになりました。
少量・狭い範囲から試す
腕の内側やフェイスラインなど、狭い範囲から試します。赤み、かゆみ、痛み、腫れなどの異常が出た場合は使用を中止してください。症状が強い場合や続く場合は、自己判断で使い続けず、皮膚科などの医療機関に相談しましょう。
購入するたびに成分表を見直す
化粧品は、同じ商品名でもリニューアルによって処方が変わることがあります。古い口コミやまとめ記事ではグリセリンフリーとされていても、現在の商品にはグリセリンが配合されている場合があります。
わたしは、リピート品でもパッケージが変わったときは必ず成分表を見直します。「前に大丈夫だったから」だけで買わず、手元に届く商品の表示を最終確認するのが安心です。
まとめ|成分表と自分の肌、両方を見る
グリセリンフリー化粧水を選ぶときは、次の順番で確認すると迷いにくくなります。
- 全成分表示で「グリセリン」「濃グリセリン」を探す
- 似た名前の成分をどこまで避けるか、自分の基準を決める
- BG、アミノ酸、糖類、ヒアルロン酸、セラミドなど、代わりの保湿成分を見る
- エタノールや香料など、過去に刺激を感じた成分も確認する
- 一度に一商品だけ、少量から試す
グリセリンフリーは、誰にとっても必要な方法ではありません。ただ、何を使ってもベタつく、かゆい、肌荒れを繰り返すという人にとっては、成分を見直す一つのきっかけになります。
わたしも、グリセリンだけですべてが解決したわけではありません。それでも、自分の肌が何に反応して、何なら問題なく使えるのかを一つずつ知ったことで、化粧水選びはずいぶん楽になりました。
この記事が、自分の肌に合う一本を探すきっかけになればうれしいです。
グリセリンフリーを続けて感じた変化については、A004「グリセリンフリーを続けて感じた変化|私のスキンケア実録」で紹介しています。
参照した公式情報
- 松山油脂「Mマークシリーズ アミノ酸浸透水」
https://store.matsuyama.co.jp/products/p001111 - CeraLabo「セラキュア センシティブローション」
https://cores-ec.site/ceralabo/products/detail/1160 - アベンヌ「アベンヌ ウオーター」
https://www.avene.co.jp/products/avenewater/

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